Tokyo 2020年6月11日(木)
         

 小池知事の「カイロ大学卒業」は、ほぼ嘘であると断定できます。
 慶応大学名誉教授の小林さんや、元東京都知事の桝添さんも同じ判断をされています。
 小池さんは、政治的な力に頼り、ついにカイロ大学に要請して“声明”を出してもらうに至ったとみられます。
 どれだけカイロ側に金が渡ったのか判明するような日はくるのでしょうか。

 なぜ、学歴詐欺をいわなければならないか。
 田中角栄さんは、学歴がなかったのに国民的に評価が高く、ロッキード事件のあおりでダメージを受けたにせよ、このところ再評価され はじめているでしょう。
 わたしも、立花隆さんによって植え付けられた「田中角栄像」を、洗い直してみたいと思い始めているところです。
 どんな学歴をもっているかではなく、何をしたか。キリスト教的な隣人愛も、その定義は「隣人のために何をするか」という、つまり、 どんなことを隣人のために行ったかだけを問われます。
 「愛してます」とかいうのは、言葉の効果がどうかとか、言葉そのものが無意味だというわけではないにせよ、要は「何を行うか」で す。
 敬愛する渡辺公平先生は、「政治の分野は、最も隣人愛を実現できる場である」と語られていました。
 政治の分野こそ、もっとも愛が試される場だということでしょう。
 安倍政権の問題もまた、山本太郎さんがいっている「愛のない政治」というところです。
 つきつめて、アベによる国難を根の根まで煎じていえば、大企業ばかりが利益を貯め込めるようなシステムをつくりあげた「愛のない政 治」が現実化しているというところです。

 いえ、詐欺師などどこにでもいる、わざわざ大々的に話題にすることなど意味があるかと問われるかもしれません。
 
 ひとつは、「お金があれば、どんな立場も地位も買える」という悪魔的な倫理観がもたらす影響を見過ごしにできないというところ。
 なんだかんだいても、金だよね。金と力さえあれば、「金で手に入れられないものなんかない」・・・という(これは、映画「ジョン・ ウイック」で、ジョンの車を盗み妻からもらった最愛の子犬を殺したためジョンに殺された、ビーゴ・タラソフの息子ヨセフが殺される前 にはいた台詞でした。)
、それこそ反キリストの考え方がみえていることであり。まねをしない人などいないと断定できますか。子どもたちに、どれだけ悪い影響 力となるか想像だにできません。
 嘘の力で、横車を押し通すという無理強いのつけは、結局、都民に及びます。
 「カイロ大学」の声明により、小池さん再選は“確実だ”とすでにぶち上げているメディアとはいったいどんなプロパガンダに加担して いるのでしょう。
 「都民ファースト」ではなかったと周知されていますが、今回、もし再選されるとなると、再び被害を受けるのは間違いなく都民です。