Tokyo 2月13日(木)
         
     
正確な情報に基づいた“安心”なのか

 
使徒の働きのデボーションノートを書くつもりでしたが、ここにきて、やはり新型ウイルスについて述べて おきたいと思います。 
 米国のトランプ大統領は、新型ウイルスの脅威は、2月末にピークをむかえ、春先の4月には過去の話になっているだろう という楽観的な見解を示しています。おそらく、これまでのインフルエンザが収束する傾向からそのような見通しが立てられているのだろ うと思われます。
 一方、中国の習近平首相は、病床を散見した後で現状について、あまり楽観的なことを言わなかったと報じられています。
 今回の死に至る病の流行について、これまでと違う特殊性がみられ、感染力の強さ、さらに、病原体そのものについての「医学調査」が 未知数な部分が多いというところから来るのでしょう。

 チャーター機で帰国し、「特別な事情」から、帰宅を許された11名のなかに、罹患者がいたとも報じられています。
 さらに、羽田から中国人を乗せて都内を行き来したタクシー運転手に陽性反応がみられたと報じられました。日本では、あたかも何でも 通すザルのような状態にあり、封じ込めができていないどころか、あえて恣意的感染を広めているのではないかと疑われるような方策がみ られます。
 「人が死のうとなんだろうと、何がなんでも絶対に東京オリンピック開催を中止するわけにはいかない」という現政権の至上命令が下さ れているかのようです。
 これから3月末に至る間に感染患者が増加するのは確実。
 おそらくその数は爆発的増加数となるでしょうし、あくまで中国の例からみてですが、全罹患者のおよそ2パーセントが死に至ると予測 されます。
 「日本は中国に比べて公衆衛生が発達している」とか、放射能汚染についての評価と同様に、「日本人の遺伝子はウイルスに対して特 別」だなどという楽観論さえみられますが、わたしは懐疑的に受け止めます。

 日本は、そして日本民族はいったいどうなるのでしょう。
 トランプさんの言うように、春になると全部収束するのであれば、それがベストです。
 いえ、そうあってほしいと心から願います。
 反対に、中国のように“都市の封鎖”にまで及ぶのでしょうか。おそらく、
 オリンピック渦に巻き込まれた現政権もともでは、「都市の閉鎖」まではやらない(・・・やれない)でしょう。
 放射能汚染へのこれまでの日本政府の対応と同じだとしたら、結局、“何もなかったようにしたい”というところから、ただ国際社会の なかで表向きをつくろうばかりで、何の対策も施されず、ほぼ「野放し状態」になるのは確実です。
 つまり中国とは違い、防御や、まして隔離政策などウイルスとの「闘い」は全くみられず、たとえ、罹患したとしても、インフルエンザ 並とみられ、ウイルスが原因で死亡したとしても、新型ウイルスが発症の原因とはみなされないか、ほかの原因による自然死と同じとみな されるでしょう。たしかにわたしの言い方はあまりに悲観的です。

 夕刻、この疾病により国内で最初の死者が出たと報じられましたが、ダムが大決壊しはじめる前のわずかな亀裂。これから引き起こされ ようとする大決壊にむけた小さな入り口です。
 
 たぶん、これまでのインフルエンザなどの経験値からいえば、パンデミックなどに陥ることはないとみることもできるのですが、新型ウ イルスがどんなウイルスなのか、専門家にも全貌が知られていないというところで、たとえば、潜伏期間 も、これまでの14日からほぼ一か月間、人体を発病させずにとどまることもあとされています。感染経路も、“エアゾル感染(気化した 液体状のものに付着して飛ぶ)もありえる”ということが判明しているのであり、クルーズ船の「検疫官」すら感染したとされているので あり、その意味は、普通の市販マスク類などをはじめ、医療関係者のつかう微粒子対策のマスクすら実際には役に立たないのではと疑われ るのでした。

 政府が堕落していることや、報道機関が正確な情報を流さないこと、そして日本人のなかに「今だけ、金だけ、自分だけ」の風潮が蔓延 し、自分の身が安泰なら、ほかの人がどうなろうと気にも留めないという惨憺たる風潮が蔓延しているとこからみると、「ただしく恐れ る」ことからすら自らを遠ざける人が増えるだけであれば、ますます悲観的にならざるをえないのです。

 繰り返しですが「オリンピックお祭り モード」に水をさすような報道を事実上禁止。
 それゆえ日本政府は、新型ウイルス汚染について、可能なかぎ り楽観的な情報を流すのは必至です。
 たとえ、危険性などについて、正確な事実がわかっていても、身内や「おともだち」以外に伝えないのはもちろん、目的のために手 段を選ばないカルト宗教の影響のもと、数字の改ざんや、証拠の隠滅など、とうのむかしに“朝飯前”になっているからです。