Tokyo 9月25日(水)
         
     
  
学校の「いじめ対策」とは


 学校のいじめ問題を抑止するために弁護士を300人程度「スクールロイヤー」と呼ばれる専門の弁護士を全国に配備。
 酷な言い方ですが、アドバルーンを挙げただけで結局、何ひとつ変わらないというところに落ち着くでしょう。ただし、弁護士に安定し た仕事を供給できであろう以外には・・。ですが。
 
 300人もの弁護士にたいして与えられた役割について、すべて「子どものため」の企画ではないと断定できます。
 たとえば、いじめを受けて死亡した子どもがいた場合、学校の側に立って、教育行政を攻撃的な親たちから守るのが役割です。
 真剣に子どもや親御さんの立場にたってしまうと、言い換えれれば、スクールロイヤーとしての立場を追われることになります。

 ですから、スクールカウンセラーや、スクールソーシャルワーカーの役割がそうであったと同じく、ロイヤーたちには、学校行政を支え る以外の目的は与えられていないのです。
 学校教育そのものが“いじめ構造”によって出来上がっているのであり、もし、いじめを本気になって根絶したいと願うなら、学校教育 そのものをいったん廃止し、改めて「教育義務」の意味を考えなおすべきです。
 いじめを生み出している制度そのものが、いじめを根絶せよなど、ほとんどジョークにしかすぎません。プロの泥棒たちが「泥棒にあわ ないためのノウハウ」を教えているようなもので、なんとせよという声にひきあてて、せいぜい「創業」に乗り出したのがせきのやま。仕 事にありつけない弁護士たちの、・・・言い方は悪いですが、「餌」を与えたにしか過ぎないのではないでしょうか。

、いじめを根絶するためには、「教育義務」が登校義務ではないことを明確にして、学校教育を権利として守る反面、親が子どもに学校教 育を与えない自由も担保すべきです。ホームスクーリングは、教育放棄ではなく、子どものことを学校に丸投げして、事実上の「教育放 棄」をしている状態から抜け出すのが主眼なのです。
 
 もちろんのこと、ホームスクーリングでさえ絶対の手段なのではありません。
 しかし、あくまで家庭ごとに、学校に行かせるか行かせないかは、オルタナティブ(選択可能)な内容であるべきです。
 ホームスクーリングの「実効性」が見えてくるのは、おそらく日本ではこれからなのでしょう。けれども、すでに欧米ばかりでなく、東 南アジア諸国において、有効性が証明されているのであり、日本は、鎖国状態もしくは「教育のバビロン捕囚」の状態におかれているので す。