Tokyo 7月20日(土)
         
良心の声
 

 
 野原さんの新宿での街頭演説。
 野原さんは熱心な学会員であり、信心を純粋に心の支えにしていたからこそ、いても立ってもいられなかったに違いないのでしょう。そ の言葉と行動が「つくりものではない」ということを、聴く人は聴いたに違いありません。
 「日本が悪くなったのは、自民党と公明党が連立したときから。日本を良くするためには、公明党を下野させたらいい。結党の精神を踏 みにじるような団体なら、潰したほうがいい」野原さんの言葉です。

 これを言うのに、どれだけの覚悟が必要だったことか、
 "日蓮仏法に忠実な人"というみかたも、熱心な信者でいらっしゃるので、たぶん正しいのでしょう。けれども、これまでの選挙演説を うかがっていて、野原さんについて、ひとつ知りえた確信は次のことです。
 野原さんは創価学会員です。しかし、心のなかから「強い良心の声」が引き出されていて、神が植え付けた良心の声に動かされ、良心の 声を支えてくれる教えや考えに、あたかも縋り付くように追い求め、"後先を考えずに"行動されてきたのだというところです。
 良心の声に押し出され、藁をもすがる気持ちであったのでしょう。
 それで、池田さんの文章も引用されていました。
 池田さんの言葉が、野原さんの「良心の声」に共鳴していたからです。
 そして、キング牧師の言葉を引用しておられました。ご自分の良心の声と共鳴していたからに違いありません。
 そして、山本さんから立候補を告げられたとき、ご自分の良心の声に心底共鳴していたので、後先のことを考えず「予想もできない航 海」にむけて、それこそ「後悔」もせずに、出向いていかれたのではないでしょうか。

 公義のため、命をはって、行くべき道を行くという・・・、古いことばで、いまやドラマくらいでしかおめにかかれない言葉ですが、 「武士の魂」をみたような気がします。
 「拙者は、武士として、世のため人のためになるような死場所を求めておりました。」映画"十三人の刺客"に出てくるひとつのセリフ ですが、野原さんは、おそらく武士道精神を聴いて、それが良心の声と共鳴できたら、武士道精神さえ引き合いに出したと思われます。
 そのプライドを構成していたのは、お上への忠誠はもちろんですが、自分の行動が「世のため人のためになる」という、公益性に基づい ていると考えます。(全部の武士がそうではなく、たぶんオリジナルの新撰組だって、功名心や出世願望に基づいていたのかもしれませ ん。)
 正義を確信したら、自分の逃げ道をまず確保してから前に進むのではなく、自分の逃げる安全地帯を焼き払っても、公益のために行動で きるのかどうか、そのあたりが、人を選ぶときの"眼力"となるとわたしは考えます。
 
 わたしの場合、もし、自分の安定だけを考えていたら、チアにっぽんにぶら下がり続け、いまも協力関係を続けていたに違いありませ ん。わたしは自分のための「安全地帯」など、どうでもいいと思っただけです。ホームスクーリングをはじめたときは、正直いうと、自分 の子どもたちを守りたかった。しかし、チアと決別したときに、もし自分の安心立命だけを考えて行動していたら、稲葉さんからの提案を 飲んで、妥協した生き方をしたかもしれません。
 
 いや、話題が逸れました。
 山本さんと知己でもないし、ぜんぶわかているのではありません。ただ、これが正しいと心を決めたあとは、自分のために行動するのを 止めてしまったのでしょう。野原さんも。
 いやはや、政治がおもしろくなってきましたね。
 このワクワク感は、作り物のドラマなんかではないのです。
 「投票しないことも意思表示」とかうそぶいている人がいますが、選挙とは力であり、投票しないということは、そのまま現状を肯定し ているという意思表示になるのです。
 消費税を10%もっていかれるのがいやだったら、消費税の廃止を言っている政党に入れるべきです。

 山本さんは、それができる人。「れいわ」につながっている候補者の全部は、ゆるやかな繋がりと語っておられましたが、全員そのよう な日本民族への「愛」に突き動かされ、"帰るための橋を焼いて"前に出ている、そんな方々なのでしょう。
 なんと、あの
元文部省事務次官・前川喜平さんも応援演説で登場されました ね!!
 いやはや、驚きました。
 前田さんが応援に駆け付けてこられたことにより、わたしにも、いよいよ本格的革命。非暴力直接行動による革命がこの国に引き起こさ れようとしているのだと実感できました。日本に希望の光は消えていなかった。今はかぼそい光かもしれないが、絶対大きくなるに違いな い!!
 ムサシがあるので、「選挙結果はとうにわかっているのだ」と安倍さんグループや公明党執行部は高をくくっているのでしょう。
 しかし、山本さんが引き出し、復活させてしまった「良心の叫び声」は、あたかも"やまたのおろち"もしくは、あのナウシカにでてく る"再生した巨神兵"であり、テロリストたちを全滅させるのに十分なエネルギーをため込んでしまったのですよ。
 山本さんによって、日本国を変質させた、事の本質がわかってしまったので、日本民族は眠りから覚め、滅びから逃れるため、後戻りで きないようになっているのです。
 真面目な仏教徒なら、良心の声に従って道を選んでおられる野原さんの生き方に動かされるでしょう。真面目なキリスト教徒なら、良心 の声に従って、正義を実現できる側につくでしょう。なぜなら、選挙とは人気投票ではないからです。
 人の本質は罪深く、どれほど良心の声に動かされ、正義の側についていたとしても、権力は人を堕落させ、人に滅びを呼び戻します。北 朝鮮も、かつて「抗日パルチザン」たちの生き残る場をピョンヤンの地に求めたのが振出しです。みんな“良心の声”に突き動かされ、悪 の力の及ばない場所に立ったことに喜びを見出していたはずです。
 だから、わたしは「良心の声」だけに従ったことだからといって、全幅の信頼を寄せているのではありません。
 たくさんの課題があります。「れいわ」が、自分の問題点を理解し、日本国憲法の精神である「主権在民」「基本的人権」「平和主義」 のため、ただのみせかけの看板としないために戦い続けるように、わたしの神に祈ります。
 そのターニングポイントが「政党化」であり、主権在民の精神をゆがめる「政党助成金」であることはすでに指摘しました。 
  短い期間に、すでに4億にも到達すると思われるような寄付金が集められましたから、今後も、その調子で、政府からいっさいの金づるを受け取らない道をとる のが、この国の民主主義を守るためのベストの道です。それにしても、この4億。ほとんどが、わずかなお金の集積だとしたら、いつか 40億にも400億にもなりうる可能性を秘めているでしょうね。