#ホームスクーラー人名簿
 ホームスクーリング情報は、米国において豊かです。
 しかし、英国でも、ホームスクーリングは確実に根を下ろしつつあります。
 当ホームページでも、リンクさせていただいていますが、米国ではジョンホルトが創始者である、GWS(Growing without school)と同様に、「エディュケーション・アザワイズ(Education Otherwise)」が地道にホームスクーラーを支える活動を続けてきました。 英国では「ホームスクーリング」よりも、「ホームエディケーション」という表現が好まれるようです。その意味するところはホームスクーリング同じです。(ホームページの扉にも、homeschoolという言葉が使われるようになりました)
  「エディュケーション・アザワイズ」が誕生したのは、今から、約30年ほど前の1977年、数家族のホームスクーラーの集いからはじまったといわれていまして、ホームページによると、現在登録家族数は、英国国内で3000家族を越えているとのことです。 主な活動は、ホームスクーラー(ホームエディユケーター)や、オルタナティブスクールをサポートすることです。
 着目すべきことは、これが完全な非政府組織であり、活動の維持費等は、特定な財団などにも依存しない会員によるボランティア活動と、その他会員内外の自発的な寄付金によるということでしょう。
 外から思想的な介入を受けないことを旨としているからです。
 もともと、英国には「家庭は城なり」ということわざがあるほどに、家庭を重んじる伝統が根付いているお国柄であり、日本に比べて周囲からの理解が得やすいのではないかと思います。
 その反面、数や頻度など日本とは比べようもないほど少ないものの、学校でのいじめ(bullying)や、自殺という現象もみられるとのことです。ホームエディュケーションも、無条件に行政当局からにらまれずに済んできたというわけでもなく、「アザワイズ」にはホームスクーラー支援組織としての活動が求められた時期もあったようです。
 「EO」のホームページには、日本のホームスクーラーにとっても参考になる情報がたくさんあります。
 所属する会員がたとえ増えたとしても、特定の政府組織や財団からの支援などによらないで、個々の活動しているホームスクーラーによって財的理念的に支えられるべきであるという考え方には、日本でホームスクーリングを始めていて、これからネットワーク構築をとお考えの皆様にも、参考にしていただけることが多いのではないでしょうか。
 アザワイズ(otherwise)という名は、英国の「教育令(education Act)」に、parents are responsible for  their children's education, "either by regular attendance at school or otherwise."「両親は、その子どもの教育について、学校に通学させるかそれ以外の方法によって果たすべき責任がある」といわれている、「それ以外の教育方法」を示す語句がそのまま使われました。親としての責任は、学校をいかに卒業させるのかということよりも、いかにして子どもに本来の教育を与えうるのかということにねらいがおかれているとのことです。特に、キリスト教であるかないかを問わない立場で、運営されています。
 詳しくはホームページがありますので、ぜひ御覧ください。
http://www.education-otherwise.net/
  BBSには、各国からおくられてきたホームスクーラーや、ホームスクーリングに関心をもつビジターが興味深い趣旨で、書き込みをしています。(その中の一つにこんなものもありました。「ホームスクーリングをはじめたが、キリスト者には、多くの教材があるのに、自分たちのようにキリスト者ではないホームスクーラーにとって、参考になる資料はない。どうしたらいいでしょうか。」アンスクールの立場というのは、もともと教科書などを使わない立場です。キリスト者が積極的に教科書づくりにこだわることができるのは、どうしてなのかというところは、もっと知っていただきたいと思いました。)

 そのホームページの中に、「歴史の中のホームエディユケーター(ホームスクーラー)」が記載されていましたので一部を引用させていただきます。
(リストは、現在、削除されていますが、講演などで、時々言及させていただいています。)
 


《芸術家》
クロール・ド・モネ(フランス印象派の代表的画家)
レオナルド・ダ・ビンチ(モナリザの作家)
アンドリュー・ワイエス(米国の画家)
ジェニー・ワイエス
ジョン・シングルトン・コプリー(肖像絵の大家)

《発明家》
アレクサンダー・グラハム・ベル(電話の原理を発明)
トーマス・アルバ・エジソン(発明王)
アレック・イシゴニス(ミニチュア・フィギアの元祖)
キルス・マコーミック(草刈り機などを発明)
ライト兄弟(飛行機を実現させた兄弟です)

《科学者》
パスカル(パスカルの原理、瞑想録パンセ著者、コンピュータの元祖)
ピエール・キュリー(夫人と共に、放射性元素ラジウムを発見)
アルバート・アインシュタイン(相対性理論)
ブッカー・T・ワシントン(昆虫学、黒人教育家)
ジョージ・ワシントン・カーバー(植物学)

《政治家》
ウイストン・チャーチル(連合軍の勝利に貢献しました)
コンラッド・アデナウアー(旧西ドイツの初代首相)
ベンジャミン・フランクリン(初代米国大統領)
パトリック・ヘンリー(Voice of the Revolution 初代バージニア州知事)
ウイリアム・ペン(ペンシルバニア州の創設者)
ヘンリー・クレイ

《作曲家・音楽家》
ウォルフガング・アマデウス・モーツアルト(神童とよばれた音楽家)
ジョン・アントン・ブルックナー(オーストリアの作曲家)
フェリックス・メンデルスゾーン(ドイツの作曲家)
フランシス・プーランク(フランスの作曲家)
コーリン・ナンカロー(自動演奏/レイヤーピアノのための作曲家)
アーヴィング・バーリン(アメリカソングライター界の[バッハ])
イェフディ・メニューイン(天才的バイオリニスト)

《作家》
アガサ・クリスティー(推理小説家)
C・S・ルイス(童話作家として知られるが、神学書も多数)
ジョージ・バーナード・ショー(イギリス近代演劇の確立者)
ノエル・コワード(英国の劇作家、作曲家)
D・H・ローレンス(英国の作家、詩人、批評家)
ハンス・クリスチャン・アンデルセン(デンマークの童話作家)
チャールズ・ディケンズ(英国の小説家)
マーク・トゥェイン(米国の作家)
マーガレット・ニード
ショーン・オケーシー(劇作家)
ルーマ・ゴッデン(児童文学)
ブレット・ハート(ミステリー作家)
フィリス・ウィート(詩人)
マーシー・ウォレン
パール・バック(英国の小説家)

《ノンセクション》
チャールズ・チャップリン(ミュージカル)
フローレンンス・ナイチンゲール(看護学の母)
プリスキラ・パーク(宝石の大家)
ジョン・バロウズ(ナチュラリスト)
ペーター・キンダースレイ(出版家)
チャールス・ルイス・モンテスキュー(哲学者)
アルベルト・シュバイツアー(医師、音楽家、探検家)
ジョージ・ロジャー・クラーク(冒険家)
アンドリュー・カーネギー(鋼鉄王)
ビル・リデル(新聞社)
ウイル・ロジャース(ユーモア作家)
タマラ・マッキンニー(プロスキーヤー)
ジム・ライアン(ランナー)
アンセル・アダムス(写真家)
ジョン・スチュワート・ミル(経済学)
ジョン・ポール・ジョンズ(米国海軍の祖)
クララ・バートン(赤十字の創始者)
アビガイル・アダムス(ジョンアダムスの妻)
マーサ・ワシントン(ジョージ・ワシントンの妻)

《キリスト教指導者》
ヨアン・アーク
ブリグハム・ヤング
ジョン&チャールズ・ウエスレー
ジョナサン・エドワード
ジョン・オーエン
ウイリアム・カーレィ
D・L・ムーディ
ジョン・ニュートン

《米国の大学長》
フランク・バンディバー(テキサス大学)
フレッド・ターマン(スタンフォード大学)
W・S・ジョンソン(コロンビア大学)
ジョン・ウイザースプーン(プリンストン大学)

《米国大統領》
ジョージ・ワシントン(初代)
トマス・ジェファーソン(第3代)
ジェームズ・マジソン(第4代)
ジョン・Q・アダムス(第6代)
ウイリアム・ヘンリー・ハリソン(第9代)
ジョン・ティラー(第10代)
アブラハム・リンカーン(第16代)
テオドール・ルーズベルト(第26代)
ウードロウ・ウイルソン(第28代)
フランクリン・デラノ・ルーズベルト(第32代)

《日本人》
羽仁未央(メディア・プロデューサー)