「黙示録7つの教会のメッセージ」刊行
一冊の本を紹介したいと願っています。
そう言っても、名の知れたレーベルからではなく、編集や校正などすべて手作りによる出版です。
発行は、「日本長老教会東京中会教育委員会」という役所の部署ような長い名前。実は、でも、私も委員長として最終的な校正段階をお手伝いさせていただきました。
本書は、直接ホームスクーリングに関係があるわけではないのですが、ホームスクーラーのみなさまにも心から推薦したいと思ういくつかの理由があります。詳しい発刊の経過は、Haru-san(^_^)/が本書の「とびらの言葉」に書かせていただきましたので、ご覧ください。チアのマガジンに連載を掲載させていただいていた時期に、このメッセージから示されたことにもふれたことがあります。
「とびらの言葉」 柴田敏彦さんは、現在私の卒業した基督神学校で新約学の教師をされています。日立研究所での職業体験を経てやがて献身、米国カベナント神学校で学び、学位を得た後、神学校で新約学を教えつつ、東京都内の教会を数年牧師としての働きを担われてきました。
今は、神学教師の働きに専念されています。元杉並教会牧師でいらした小畑進さん(現在は、池戸キリスト教会牧師)の説教に啓発され、黙示録7つの教会へのメッセージに引かれるようになったとあとがきにありますが、私も学生時代小畑先生の説教学の特訓を受け、今に至る重要な基礎を据えていただいたと確信しています。
本書は、いわゆる「学者の書いた乾いた研究書」ではありません。
その理由の第一は、柴田先生が黙示録研究の第一人者とも呼べるほどの原典釈義をふまえながらも、きわめて洗練された牧会的な内容であり、信徒の魂に主のメッセージが語りかけるような内容になっているからです。牧師としての数年間の経験に裏打ちされた「主のメッセージを現代に生かす」心が随所にうかがわれます。
第二に、東京中会の信徒学校のテーマとして語っていただきましたので、ただ机の上で執筆された抽象的な学術論文ではなく、信徒を聴衆として実際に現代の現場で語られたいわば“筋金(すじがね)”の入ったメッセージだからです。かつて、復活の主が初代教会に語られたことを、現代教会はどのように聴くべきなのでしょうか。近代の自由主義聖書観の立場では決して聴くことのできない、「生きた主のメッセージ」となっていると考えるからです。
第三に、本書によって、初代のキリスト教会は、いつも弱く、罪に汚れ、時には誘惑にまけて堕落したにもかかわらず、主がいかに見える地域の教会をあきらめず愛されておられるか確信が与えられるからです。日本の教会が、主の教えから大きくはずれてしまう現状を憂う思いは強く、私は特にホームスクーリングを受け入れてくれなかった時代にそれを感じたのですが、黙示録のメッセージから、「過去の教会ばかりでなく、主はいかに現代の教会を見捨てずに愛されているか」と励まされ、地上の教会についての主にある希望と召命を与えられました。
配布価格として、実費の1200円としました。
1月の東京HS祈祷会にはもっていけると思います。長老教会外部用としてとりあえず200部を用意しました。もし好評なのであれば、再版や、できればしっかりした出版会社でも発行されるようにと祈っています。お楽しみに!
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